国ではなく箱

「子門と照子のQSOジョッキー」を聴きながら国家試験勉強しとった世代としては、ラジオNIKKEI「大橋照子のテルネット・イン」ポッドキャスト版はチェックせねば。
で、過去の放送をちょいちょいと聴いてたら、「鎌倉幕府は1185年になった」との内容。
つぅことでは「いい国つくろう」→「いい箱つくろう」だそうで。
ちなみに大化の改新は「馬鹿でも知ってる645」と教わった・・・ちっとも語呂合わせじゃない。
歴史は直接観るわけにいかないわけで、文献や伝承によるあくまでの定説。その文献でさえも、時の権力者や学者(えせも含む?)による改竄、いわば御都合主義。例の頼朝の肖像画も実は足利直義(足利尊氏の弟)説が最近は有力になったとのことで、子供に歴史の宿題なんぞ恥ずかしくて教えられないなぁと溜息。
もっとも、ここ100年前の内容にでさえ、あったの無かっただの政治的な解釈やらで近代史もろくに教えない有様では、遙か昔のことなどころころ変わっても仕方ないか。「~と学者は言っています」「~と検定済教科書では書かれています」「~と勝者の理屈でのたもうてますわ」と唱えておきましょう。
鎌倉幕府の語呂合わせにちなめば、現代史は「いい国つくろう」→「いい箱モノつくろう」。
いや、申し訳ない。「いい箱モノ」だったら破綻しませんよね(汗)。

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